• テキストサイズ

初 恋 ア ン ブ レ ラ

第8章   おでこに…


渋「早く夏になれや」



傘の中で空を見上げ
怠そうに呟く。

夏が来るのは
まだまだ先の話。
(こないだ梅雨入りしたばかり)

私はというと
なるべく右側へ
傘を傾けて差してる。

持つわ、なんて言われたけど
昨日持って貰ったから断った。

背中が冷たいのは
気にしない気にしない。












 「そ、そういえば、」

渋「ん?」

 「家どこなんですか?」

渋「ストーカーとか止めろや」

 「……そんな事しません」

渋「じゃあ、聞くなや」

 「なっ、」

渋「そんなん知らんでもえぇやろ」
/ 256ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp