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初 恋 ア ン ブ レ ラ

第8章   おでこに…


ガシャン、と音を立てた自販機。


ここは校舎内で…










 「どうぞ、」

渋「あざーすっ」




ニヒッと笑う渋谷くんの手には
カフェオーレの紙パック。

く、悔しい…!


どっちが早く終わらせられるかで
見事に負けたてもうた。

喋らずにせっせとやってた私よりも
怠いわぁ、とか何やこれ、とか文句を言ってた
渋谷くんのが早かったって…


どういう事!?
(世の中、めっちゃ理不尽)










 「………まぁ、良いです」

渋「何がや」

 「何でもありません」



どうせ後で買うんやから
今でもいっか、と
財布(マイメロ)から100円を出して
バナナオーレを買う。

ストローを差して
チュー…と喉へ流し込めば
冷たいのが広がって行った。

ジメジメとした暑さには
堪らない冷たさ。











 「(ん〜、おいしい〜)」



1日の疲れもぶっとんじゃう。

あ〜、めっちゃ幸せっ!
(生きてて良かったぁ)
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