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初 恋 ア ン ブ レ ラ

第8章   おでこに…


人差し指を立て笑顔な丸山くん。







丸「1人の帰り道が怖くて歩けなぁーい…そんな貴女には…あ、ちょっと前を失礼」

安「どうぞどうぞ」

丸「どもども……こちらのすばるくんをお貸ししましょ!」




と、笑顔な丸山くんに引っ張られ「は?」という顔をしてる渋谷くん。

振り向きざまに
また目が合っちゃって
ほんと気まずい…

向こうもそうみたいで
すぐに丸山くんを見たし。


というか、お貸ししましょって
物やないんやから…













丸「資料整理も手伝わせちゃってかまへんから!」

渋「はぁ!?」

村「せやせや!こき使ったれ!」

渋「ちょ…お前ら話聞いてたやろ!?」

錦「聞いてたで〜、めっちゃ」

渋「やったら…」

横「チャンスやないか。今日辺り行っとけ」

渋「行っとけってお前…」

大「つべこべ言わんとさっさと行けや、めんどくさいねん」

渋「っ!?」

安「大倉イケメンやな。惚れそうやわ」

大「えぇで、ヤスなら惚れても」

 「(何やらおかしな方向に行ってる気が…)」




笑顔やけども
ふよふよと黒い何かが
大倉くんから漂っていた。

スマイルプリンスは
時にブラックになる!

という事を覚えとこう。
(きっと何かの役に立つはず)
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