• テキストサイズ

初 恋 ア ン ブ レ ラ

第8章   おでこに…


 「……じゃあ、終わるまで待って頂けるんですか?」

渋「どんくらいかかんねん」

 「知りません、今滝先生次第かと」

渋「そんなん待てる訳ないやんけ」

 「………………」




どうしたらえぇの、この状況。

待つのか待たないのか…はっきりしてや。

何がしたいんか
分からへんよ、渋谷くん。












渋「大体、先に約束した俺が待つ必要あらへんやろ。帰るで」

 「や、係の仕事なので無理です」

渋「そんなもんすっぽかせ」

 「出来ません」

渋「…何でやねん、めっちゃ嫌そうにしてたやんけ」

 「…………」



見られてたんや。

まぁ…7人も居たら
誰かは見ててもおかしくないか。












渋「ため息つくくらい嫌なら行かんきゃえぇやろ」

 「………嫌でもしなきゃいけない事はあるんです」
/ 256ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp