第1章 夏の思い出作り(赤)
「あ"~、ぎも"ぢえ"ぇ"~」
「俺にも風送って~」
「嫌じゃ」
「暑い~」
「あっ!コラッ、退け!」
「あ~涼し~」
扇風機でじゃれ合う2人。
(見てるだけで暑苦しい)
それよか変態になんて言おう?
身の危険を感じたので、って
正直に言うた方がえぇんかな。
それともうまく
言い訳した方がえぇんやろか。
「いやぁ、若い子はえぇねぇ~」
「へ?」
扇風機前で
Tシャツの胸元を
パタパタさせてる大倉さんが
私へ視線を向けた。
めっちゃニヤニヤしてる。
イケメンなお顔が
台無しですよ、と。