第1章 夏の思い出作り(赤)
「まぁ、作るんは俺らやからはお客さんとこ持ってくだけな」
「はい」
変態に開店準備のあれこれ
教えて貰い
エプロン借りて
暑いから髪も後ろで括った。
気合い入れて
お店の営業時間を迎えたけど
まだ人は来ない。
休憩あるらしいから
その時に宿探ししよ。
「あっつー…」
畳の上では変態が扇風機を独占。
「やってられへん~」
変態の隣で寝そべって
ウチワをパタパタしてる大倉さん。
「………………」
そんな二人をカウンター前で
突っ立って見てる私。
働く気ねぇな、この2人。
営業したばっかなのに
どんだけやる気ないねん。
びっくりするわ。