第1章 夏の思い出作り(赤)
ニコちゃん目玉焼きを
真っ二つにして食べる。
味は…見たまんま。
玉子とケチャップ。
他のも想像通りの味。
やけども
人に作って貰うと
物凄く美味しく感じるやんねっ。
「………そう言えば、お店って何時から何ですか?」
「10時。後、もう1人居るから」
「人見知りしますよ、私」
「姉ちゃんの2個上やから大丈夫や。なんせ大倉やし」
と、トーストかじる変態。
だから誰なの、おおくらって。
2個上やから大丈夫って
どういう事やねん。
人見知りってのは
年齢問わへんからね。
誰にでもしてまうで。
それよか…
「なんか付いとる?」
「…いえ」
ズズッとコーヒーを飲む。
同じくコーヒーを口に含んだ変態。
なんやろ、この拭い切れない違和感。
昨日と何が違うねん、ほんま。