第1章 夏の思い出作り(赤)
「った…、」
お尻を床に強打。
引っ張るなら力の加減に
気を付けて欲しいもんやわ…
と、心の中で文句を言ってたら
膝に手が乗せられ
有無を言わさず足を開かされる。
「ちょっ、何し…」
「えぇやろ?」
「な、何が…って、ちょっと!」
「膝ぐらい構わへんやろが」
私の足の間に割って入り
太腿に頭を乗せ
寝る体勢に入る変態。
その堂々たる姿に
どこぞの王様や!と
ツッコミたくなる。
何よ、膝ぐらいって。
「あぁ…えぇ柔らかさや」
「今すぐ退いて下さい」
「嫌じゃ。こちらは何かと疲れとんねん…」
と、ゴロン…と寝返り背を向けた。