第1章 夏の思い出作り(赤)
「いただきます、」
手を合わせ
いただきますをし終えた時
変態は戻って来て
私を見て微笑みながら
正面に座る。
何かおかしい事した?
「ちゃんといただきますすんねやな」
「はい。ダメでしたか?」
「いんや。あ、惣菜ですまん。なんか作んの面倒になってもうて」
「い、いえっ、あっ、お金…」
「えぇよ、えぇよ。好きなだけ食え」
最初見た時は
愛想悪かったから
店員として
それってどうなん?と
変態自身に疑問を持ったけど…
この笑い皺が出来る
可愛らしい笑顔してたら
お客さんいっぱい来るのに。
「ダメです、」
「えぇって。その変わり姉ちゃんの3日間貰うから」
「3日間?」
「そうや。3日間、店の手伝いと俺のプライベートに付き合え」
「はっ?」