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虹 色 の 恋 物 語 。
第1章 夏の思い出作り(赤)
カーステレオからは
また懐メロが流れていて。
会話は一切無く
流れてる曲に合わせ
ハンドルを握ったまま
指でリズム取ってる変態。
えらくご機嫌そうに見えるんだけど。
「…………どこに行くつもりですか」
窓の向こうを流れてく景色が
呼び出されたコンビニ、変態に電話した道と
自分がさっきまで居た場所。
そして、可奈達が居る旅館も
バス停も通り過ぎてしまう。
この先を少し行った所には
あの海の家の裏側の階段があるはず。
もしかしてこの車は
お店を目指してるんやろか?
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