• テキストサイズ

虹 色 の 恋 物 語 。

第1章 夏の思い出作り(赤)


 「へーい、」



奥から、中折れストローハットを被りながら男の人が気だるそうに出て来た。

めっちゃやる気ないやん、この人。

出て来るのも遅いし。










 「あ、焼きそばとフランクフルトとおにぎり鮭下さい」



焼きそばは、あると必ず食べてまうくらい好き。
後は、オプション的な感じで頼んでん。

食べなきゃやってらんないって。

またお腹にお肉ついちゃうけど。


分かってても食べちゃうのが女子~










 「………焼きそば、フランクフルト、おにぎり鮭な」



気だるそうに鉄板で焼きそば作り始めた。

無愛想な店員さんやな。
笑顔の1つも振り撒かないなんて。
そんな接客やから、お客さん居らんのちゃう。


なんて声には出せずに
心の中でいちゃもんつける小心者な自分。
/ 260ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp