第1章 夏の思い出作り(赤)
"訳あって宿無しになったのでお店に泊めて貰いたかったんですが、止めときます"
と、返信をした直後にまたもや着信。
もちろん、無視。
すると…
"文字打つん面倒いから着信出て"
なんてメールが来て、すぐ着信画面になった。
「…………はい」
『なんやよう分からんけど、訳を聞かんと店には泊められへんわ』
「いや、だから良いです。すみませんでした」
『とりあえず、訳話そうや』
「………………」
『今、どこ居んねん?』
「分かりません」
と、言った後に後ろをパトカーが通り過ぎて行く。