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虹 色 の 恋 物 語 。
第1章 夏の思い出作り(赤)
「…………もし、もし」
『ん?あ、この声は………ヨウコちゃんやな』
「切りますね」
スマホを耳から離そうとしたら
『冗談やて。昼間の焼きそばの姉ちゃんやろ?』
なんて言う声が
ちょっと嬉しそうに聞こえたのは気のせい。
「………なんで分かったんですか」
『声とか歌、1回耳にしたら覚えてまうねん』
それって、めっちゃすごいやん。
物忘れがひどい私に
恵んでいただきたい、その記憶力。
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