第1章 夏の思い出作り(赤)
この流れだと、野宿になる可能性大。
それは嫌やなぁ。
出来れば避けたい。
外で寝るなんてした事あらへんもん。
かと言って、今更のこのこと可奈達のとこには戻れんし…
ほんま、どうしよう。
と、その場にしゃがんで休憩する。
《いつでも掛けて来ぃーや》
なんでかあの店員さんの事が頭に浮かんだ。
いやいや、絶対掛けないし!
ここで掛けたら、あの店員さんの思うツボ。
掛けたところで、どうするつもり?
家に泊めて、って言うの?
そんな事したら、お礼はカラダで…
なんて展開になるやん、確実に。
………いや、待てよ。
チャラい人の家は(私が)無理やけど…
あのお店なら問題無さそう!
と、都合の良いように考えた。