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虹 色 の 恋 物 語 。

第1章 夏の思い出作り(赤)


視界の左側から
少し黒めの男の人の手が
伸びて来て。

その指先が差してるのは
見ていたダイヤルの横。














 「……………え?」




と、左を見上げれば
ニコッとえくぼが
特徴的な笑顔の
男の人が近くに居て。

その笑顔のまま「今日は土曜日ですから」と告げられた。


私が見てたのは平日ダイヤル。
彼が教えてくれたのは土日祝ダイヤル。

時刻表へ戻し目線を戻し
時間を確認すれば…




















 「14…!?」

 「ここ田舎やし、海に来る人は車やからバスを利用する人居らんくて本数少ないんですよ」

 「マッ…マジですか」



やったら歩くのと
あんま変わらんような。

じゃあ、歩いた方が良いやん。

よし、そうしよ!
(途中、バテそうな気するけど)
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