• テキストサイズ

虹 色 の 恋 物 語 。

第1章 夏の思い出作り(赤)


 『そんなん止めてあげてなぁ〜、すばるくんめっちゃ繊細やから〜』

 「し、しませんよ!」

 『やんなぁ!ちゃんはそういう子やないって分かってるよ〜』

 「………ありがとうございます」

 『いえいえー』

 「え、っと…大倉さん、」

 『はーい?』

 「その、私…」

 『うん、』

 「好きです」

 『………すばるくんを?』

 「はい…恋愛として」



逸る胸を抑えながら報告すれば『そっかぁ!』と嬉しそうな声が返って来た。

ふにゃふにゃと
酔ってるとこが想像出来て
思わず、クスッとなる。














 『ほんなら今からでも気持ち伝えちゃう感じやんなぁ』

 「え?」

 『明日、楽しみにしとくわぁ』

 「へ?楽しみ?」

 『すばるくんとイチャイチャしながら店来てなぁー、ほなねぇー』

 「え、あ、ちょっ、」




私の声を無視して『ばいばーい』と通話が切れた。
/ 260ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp