第1章 夏の思い出作り(赤)
「う"ー…」
海の近くの旅館やったから
走れば、あっという間に着いてしまった。
結局、海には入れず。
汗だくやったから温泉行って
のんびーり浸かった。
1人やと気楽やったのは秘密。
やっぱり私には"おひとり様"があってるんかも。
そして、部屋へ戻って来ても
まだ真っ昼間やから
する事無くて、無駄に唸ってたりして
1人、ゴロゴロ過ごしてる。
「…………………」
暇過ぎやろ、いくら何でも。
そもそも、なんで来ちゃったの私。
なんで誘われたんやろ?
と、考えたところで
可奈達の考えてる事が分かる訳ちゃうけど。
まぁ、来ちゃったもんは仕方ない。
次は断ろう、絶対に。
独り身はカップルと旅行しちゃあいかん!