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虹 色 の 恋 物 語 。
第1章 夏の思い出作り(赤)
「っよしゃ、出来た!」
スマホの中でボンバーマンが自爆したのと同時に達成感のある嬉しそうな声が響いた。
カウンターの上を片付け
椅子から降り
私の元へ来ると手首を掴んだ。
「やるぞ!」
「はぁっ!?何を!?」
「楽しい事やんけ!」
そう言って私を引っ張り調理場の方へ。
楽しい事ってまさか…?
頭にいかがわしいDVDや雑誌が浮かび上がる。
「夏言うたらこれやろ!」
腕を伸ばして取り出したそれを
ニッと笑い私へ見せた。
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