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虹 色 の 恋 物 語 。
第1章 夏の思い出作り(赤)
「そんな改めて言わなくても水着が可愛いのは分かってま…」
「ちゃう、がや」
「え…?」
一気に顔が熱くなる。
何を言ってるんや、この変態。
さっきは水着って言うたやんか。
「冗談は止めて下さい」
「……………」
私の声が空回りしてる。
冗談や言うて笑ってよ。
でなきゃ、ドキドキが止まんなくなっちゃう…
「…」
と、名前が呼ばれ終わった時には
変態の顔がもう目の前にあって…
お互いに見つめ合う。
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