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虹 色 の 恋 物 語 。
第1章 夏の思い出作り(赤)
「そんなん貰わんでも…」
髪留めが外され
濡れた髪が肩へ落ちる。
フワッと磯の匂いがした。
「もう、何す…」
変態の指が私の髪を搔き上げる。
「充分、色気あるやん」
と、髪を触ってた手が
頬へと降りて…
同時に真剣な顔が近付く。
「…めっちゃ可愛い」
男らしい顔で言われドキッとした。
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