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虹 色 の 恋 物 語 。

第1章 夏の思い出作り(赤)


 「もうちょいしたら横山くん達戻って来るやろうから行って来てえぇで~」



お昼ご飯食べ終わり
スマホのゲームしてたら
大倉さんがこんな事を言う。

どこに行けと言ってるんやろうか…?











 「ほんなら行こか」

 「いずこへ」

 「海やん」

 「……海」

 「なんや嬉しそうやんか」

 「だって…やっと泳げる!」




海に来たのに
足だけしか入ってへんのやもん。


よぉーしっ
バンバン泳ぐぞっ!

用意して貰った水着が入ってる袋を持ち
変態が貸してくれたキャップを被る。










 「ゆーっくりしといでなぁ」



カウンター席で肘をつき
意味ありげに微笑んで
ヒラヒラ手を振る大倉さんは
そんじょそこらのアイドルより
キラキラしてる、確実に。
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