• テキストサイズ

虹 色 の 恋 物 語 。

第1章 夏の思い出作り(赤)


 「それよりさっきから何してるんですか」 

 「俺の事好きや言うたら教えたるけど?」

 「じゃあ、良いです」

 「嘘や嘘。これ焼いとんねん」




と、変態の手にはお肉とピーマンと玉ねぎが刺さった串2本。

メニューに載ってる
魅惑のバーベキュー串やんか!













 「食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい食べたい」

 「怖いから、止めろ」

 「何焼いてんのかなぁって思えば…美味しそっ。俺のは~?」

 「無い。食いたかったら金払って自分で焼いて食え」

 「冷たっ!見た?ちゃん。これがすばるくんの本性やで!」

 「男が男に優しいすんのはおかしいやろ」

 「ヤスは優しいやん」

 「あれは、もう性別の垣根超えてもうとるからな」




是非、そのやすさんに
会いたいもんやわ。

女物のピアス(あの青い石の)を
つける人と同一人物ならね。










 「そう言えば横山くんとマルちゃん来たん?」

 「いんや」

 「そっか。はよ来んかな」

 「なんで?」

 「横山くんにDVD貸したままやねん。今日こそ返して貰わな」

 「ヨコに貸したら返ってけぇへん思っとかなやぞ」




借りパクやん、それ。

しかも、まるちゃんって。
また新しい名前出たし。
/ 260ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp