• テキストサイズ

虹 色 の 恋 物 語 。

第1章 夏の思い出作り(赤)


昨日、この時間には
既に来てたのに
今日はまだ来てへん。

開店までは
まだ時間あるから
大丈夫やけど心配になる。

どうしたんやろ?








 「寝坊やろ、どうせ。いつもの事や」

 「そうなんですか」

 「開店時間過ぎても来んかったら、今日の昼飯ステーキ丼奢らせたろ」

 「それ、ここでめっちゃ高いやつじゃ…」

 「も食いたいやつ決めときや」

 「えっ…それは大倉さんに悪いです」

 「かまへんかまへん。アイツはヒナの次にこれ持っとるから」




と、指で輪っかを作る変態。

大倉さんお金持ってるんや。

それよか、ヒナさんって誰?
昨日も気になったけど。

知らん人の名前出されても
どうリアクションしたらいいんか
分からへんわ。










 「………おはよー…」



噂をすれば何とやらで
めっちゃテンション低い
大倉さんが登場。

フラフラと畳へ一直線。

私より大倉さんのが
体調悪いんちゃう?
/ 260ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp