• テキストサイズ

虹 色 の 恋 物 語 。

第1章 夏の思い出作り(赤)


大きな器の中に
ベーコンとスライス玉ねぎ…
そして、何故か
大きな玉ねぎが丸ごと入った
コンソメスープ。

私の晩ご飯これだけ。

なんかおかしい。
別に風邪引いたとかやないのに。

こんなん嫌がらせ以外の何でもない。







 「…………鬼や。あんた鬼や」

 「は?」

 「私が玉ねぎ食べれないの知ってて、こんなっ…!」

 「変態の次は鬼か。要らんねやったら今日の飯は抜きやで」

 「っ!?」



ほんまに鬼や!

しゃーない…
この玉ねぎスープを飲むしか…

と、スプーンを持ち覚悟を決めてスープを掬う。


良く見たら
ご丁寧にみじん切りした
玉ねぎも入ってるし。

もう罰ゲームの域やん。

でも、飲まな
お腹空いて大変な事になる。

意を決して
玉ねぎ(スライス&みじん切り)と
ベーコンとスープを
勢い良く口の中へ…





 「どうや?」




スプーンを咥えたまま
首を横に振った。
/ 260ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp