• テキストサイズ

虹 色 の 恋 物 語 。

第1章 夏の思い出作り(赤)


 「おかえり~。ごめんなぁ」

 「いいえ…」



気持ち悪いの我慢して
何とかお店の中に戻った。

話しかけても
無視されるし
帰る事言わなくてもいっかな。

とにかく立ってるのが辛い。








 「ちゃん」

 「………はい」

 「これ」

 「あ、ありが…とうございます…」

 「暑いからマメに取らな倒れてまうで?」

 「…………はい、気を付けます」




差し出された
氷入りの水が入ったグラスを受け取る。

帰る事、大倉さんには言わんとやんね…

1口だけ水を飲んで
大倉さんを見る。







 「……あ、あの、大倉さん」

 「どうしたん~?」

 「その…」

 「あ、お茶が良かった?」

 「えっ、や、そうじゃなくて…」

 「……………?」

 「………帰…」

 「大倉ー」
/ 260ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp