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虹 色 の 恋 物 語 。
第1章 夏の思い出作り(赤)
「ここやったら大丈夫や」
そこは岩場。
早速、変態探知機が作動する。
(前髪が立つ)
「………戻ります」
「あかん。聞いてたやろ?さっきの」
「聞いてましたけど…宿探ししたいですし」
「は?なんで探すねん」
「…やって、」
チラッと変態を見る。
太陽の光が眩しいんか
片目を半分閉じて
険しい顔をしてた。
「何やねん」
「……変態の近くはやっぱり危険ですから」
変態は表情を変えず
私を見てる。
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