第1章 夏の思い出作り(赤)
「1人で騒がしい奴やな」
「だっ、だって、ナマコ!ムニュッて!………はぁっ!?」
「踏んだか」
振り返ると
笑らいながら
近付いて来る変態。
なんで居るの?
なんで近付いて来るの?
気まずくて後退り。
よし、逃げちゃ…
「あ、コラ!逃さんぞ!」
グッと腕を掴まれた。
このやりとり
昨日もしたやん。
なんで捕まえんの。
このまま逃してよ。
「…………離して下さい」
「嫌やし」
「なんでですか?」
「言うたやん、楽しい思い出作ろって」
「言うてましたけど…」
あなたの発言で
楽しいどころか
物凄く不愉快なんですが。
ふん。