第1章 夏の思い出作り(赤)
おっしゃる通り。
確かに色気はありません。
子供みたいな体型です。
(くびれ無し)
自分の体は熟知してる。
やけど、勃たへんなんて言われたら
女としてのプライドが傷付くんです。
「すみませーん」
「かき氷下さーい」
「あ、はーい!」
「おっ、ナイスバディ!」
「ちょー、もーすばるくんっ」
「、どけっ!俺やるっ!」
何よ、どけって。
さっきまでやる気ゼロやった顔が
目をキラキラ輝かせて
いきなりイキイキしだしてる…
嬉しそうにしてる後ろ姿に
ちょっとだけイラッとした。
(めっちゃえがおやん)
いやいや、ちょっと待ってや。
何イラッとしてんの私。