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今 夜 か ら は 。
第1章 秋の終わりは始まりの合図。
レジの人が私の買い物分のカゴを下げ
後ろに並ぶ人を対応し始めた時…
「今のいくらですか?」
レジを離れようとした私の前に
救世主のような人が現れた。
「1349円ですが」
「払うんで、今良いですか?」
と、レジのお姉さんと私の後ろに並んでる人へ確認を取るその人。
承諾を得ると
財布から1000円札を2枚出し
店員さんへ渡したのは
先程のサラリーマンらしかぬ彼だった。
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