• テキストサイズ

今 夜 か ら は 。

第11章 夢のようで。


クリスマスは一緒に過ごす、とか
屋台のおじさんに見てもらう、とか
意気込んだけど…

割り切り、とか
女の傷は女で癒やす、とか
そんな錦戸さんの言葉だけが
はっきりと耳に届いた。

自分はやっぱり
そういう扱いだったんだと知ったら
段々、馬鹿らしくなって…


だけど、いざ渋谷さんの姿を
目の当たりにしたら
辛さや寂しさを埋めるだけの役目でも
傍に居られるならそれでも良い…

なんて馬鹿な事を本気で思って。










 「ダ、ダメですよ、そんな…」




好きって伝えて
ごめんって断られて
今日で本当に最後にしようって
決めてたのに。


なんで"好き"だなんて言うの…
/ 417ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp