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今 夜 か ら は 。

第10章 抑え切れない気持ち。


 「立てるか…?」

 「多分…大丈夫です…」



きつそうに目を閉じて
返事するちゃん。

全然大丈夫ちゃうやんか。


はよ横にさせたらな
しんどいやろ、このままじゃ。












 「鍵はあったん?」

 「………はい…」

 「なら、部屋まで連れてったるから」



と、ちゃんの腕を
自分の首へ回して
グッと掴みバランスを取る。

そして、ゆっくりと立ち上がらせた。












 「すまんけど、先に部屋入っといて」
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