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今 夜 か ら は 。
第8章 好きなように。
こんな時、経験が物を言う。
どう言ったら正解なのか…
考えても答えは出ない。
だから、謝る事しか出来なくて…
「何やねん、ごめんなさいって…」
「った…」
腕を掴む手に力が込められる。
指が食い込むんじゃないかと思うくらい痛い。
怒りを含んだような少し震えた声。
今の自分は何を言っても
怒らせるだけなんじゃないかと思う。
もう何も言わない方が良い、と
時間が過ぎるのを待つ事にした時…
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