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今 夜 か ら は 。
第8章 好きなように。
「ど、どこだっていいじゃないですか………離して下さい」
「無理や」
「なんで、」
「今、離したら…もう会ってくれんやろ」
「…………」
その通りだから
何も返す言葉も無く…
足元へ視線を落とせば「やっぱりか…」とため息混じりの声がした。
そのため息は
あの日の帰りの車の中で聞いたのと
同じ意味合いがありそうで…
「ごめんなさい、」
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