• テキストサイズ

今 夜 か ら は 。

第8章 好きなように。


 「ど、どこだっていいじゃないですか………離して下さい」

 「無理や」

 「なんで、」

 「今、離したら…もう会ってくれんやろ」

 「…………」



その通りだから
何も返す言葉も無く…

足元へ視線を落とせば「やっぱりか…」とため息混じりの声がした。

そのため息は
あの日の帰りの車の中で聞いたのと
同じ意味合いがありそうで…













 「ごめんなさい、」
/ 417ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp