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今 夜 か ら は 。

第7章 どこまでも主役になれない。


2度も3度も騙されるほど
馬鹿ではない。

腕を掴むこの手も
私の視線を捉えるこの目にも
自分が望む期待なんかなくて…

渋谷さんからすれば
最初から何も無かった。


私1人がドキドキしてただけ。

今日でそれが充分知れたじゃない。












 「渋谷さんが耐える必要なんかありませんよね」

 「やから、何怒ってんの?」

 「怒ってません」



怒りなんかより失意の方が強い。

初めて会った日から今日まで
ドキドキしたり
浮かれたりしてた時間が
無駄だと知れば
誰だってそうなるはず。
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