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今 夜 か ら は 。

第7章 どこまでも主役になれない。


 「すばるくんと喋りたいやろ?」

 「……っ………」



名前を出されちゃあ…

まぁ、目を閉じるくらいならいっか

と、目を閉じれば
直ぐに頬に温かさを感じた。

感触からして手なのは分かる。














 「10秒数えたら目開けていいから」

 「はい…」



何をするんだろ?と
目を閉じて
頭の中で数字を数えて行く。













 「亮!何してんねん!」



6秒を数えていた時
いきなり安田さんの声が聞こえ
びっくりして目を開けると…
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