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今 夜 か ら は 。
第7章 どこまでも主役になれない。
視界の右半分は
斜めになった錦戸さんの顔に独占され
その後ろでは全員こっちを向いてて…
最初に目が合ったのは
渋谷さんだった。
それだけでも
心臓がまた反応する…
「開けたらあかん言うたやん」
「え、あ…」
「まぁ、成功やからえぇけど。ほんなら、飯会の件よろしくー」
と、私から離れ
小さくヒラヒラ手を振り
大倉さんの近くへと
戻って行った。
一体、何が成功なのか。
最後まで意図が分からずなまま。
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