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今 夜 か ら は 。

第7章 どこまでも主役になれない。


そんなの大丈夫だし。

なんたって渋谷さんが送って…














 「……………………」



くれる訳ないか。

すっかり送って貰う気で居た自分が怖い。

図々しいにも程がある…


通話画面が消え
待ち受けになったスマホを見つめる。

心の中のモヤモヤを
吐き出すように
ついたため息は
白く消えた。













 「…………………」




タクシーで帰ろ。


はぁ…
なんか戻るのやだな。

でも、戻んなきゃ…


ちょっと憂鬱な気分で店内に戻った。
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