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今 夜 か ら は 。
第6章 用意された舞台。
「そんな照れんでも。手触って来たんはちゃんやん」
笑いながら
エレベーターを降りて
私の顔を覗き込む。
「そ、そうですけど…照れてないです」
「じゃあ、この赤い顔は何なん?」
と、笑って私のおでこを
指で軽く弾いた。
「った、」
デコピンされたおでこを
咄嗟に抑える。
あまり痛くないんだけどね。
「もっと強いのしたろか?」
「意地悪しないで下さい…」
「しゃーない、いじめたなんねん」
「なっ…」
顔が一気に熱くなる。
いじめたくなるって…
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