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今 夜 か ら は 。

第5章 返事の続きは夢の後で。


 《寝るぅ~》



と、背中に飛びつかれてもうてたっていう。


なんやよう考えたら
おんぶってエロいよな。

背中に胸ずっと当たってるし
足触れるし、何より密着度な。

こんなん俺が得するだけやん。

下手したらセクハラやけど。

気付かれる前に
あちこち触っとこかな、と
一瞬でも考えてもうたら
もうアウトや。














 「……………渋谷さん…」


ふいに呼ばれ
首へ回された腕にキュッ…と力が入り
ドキッと心臓が跳ねた。














 「どうした?」


起きたんかな、と思い
話かけてみたけど返事はなくて。
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