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今 夜 か ら は 。
第4章 お鍋の日。
唇ではないけど
柔らかい感触。
何だろう?と
目を開けたら…
視界の上半分は
斜めになってる目を閉じた大倉さんの顔。
下の方には私の口を押さえ
大倉さんにキスされている誰かの手が。
「セーフ…」
もうはっきりと
覚えてしまっている声が
頭の方から降って来た。
私の口を塞いでる手も
この声も渋谷さんので…
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