• テキストサイズ

【ブラコン×テニプリ】Treasure

第7章 07.休日


雅「お待たせ。その子達は…?」
『私の部活仲間!』
雅「え?あ…そうなんだ…?」

雅兄はなんだかびっくりしているようだった。
なんだろう?

雅「良かったら家まで送っていこうか?」
向「え、俺たち、ですか?」

岳人が珍しく敬語で雅兄と話す。

雅「うん。ワゴン車だから、乗れると思うんだけど。」
『雅兄がそう言うなら、いーんじゃない?』
宍「…じゃあ、乗せてってもらってもいいですか?」
雅「うん。どうぞ。じゃあ、凌香ちゃんと絵麻ちゃんは奥で、3人は真ん中でいいかな?」
絵「そうですね。私たちは最後に降りますし。」

真ん中の椅子を前に倒して、私とお姉ちゃんは後ろの座席に座り、岳人達は真ん中に座った。

向「あ…」
『どうしたの?トイレ?』
向「ちげーよ!…なんか今日、飯ないみたい…」
『えー?親出かけてんの?』
向「…みたい。あー…どうすっかな…」

携帯を見ながら岳人は考えてるみたい。

雅「…うちで食べてく?」
向「え!いいんですか?」
雅「いいんじゃないかな?3人増えたくらいじゃ変わらないし。」
宍「え、3人って俺たちも?」
雅「え?あ、そっか、キミ達は大丈夫なのか。」

なんだか、雅兄と岳人達と話がどんどん進んでるんだけど、大丈夫かな?
京兄に言っておいた方がいいのでは…?

芥「俺、凌香んち行きたーい!」
『え、ジローちゃん?』
宍「お前、家は?」
芥「俺んち、今日誰もいねーもん!」
向「そういや、今日お前から誘ったんだもんな」

そうだったんだ…。
京兄にL◯NE送っとこ。

雅「うん、良かったらおいで。」
弥「僕もお兄ちゃん達と話したーい!」
『そうなったら、亮来ないのも可笑しいよねー?』
宍「…じゃあ、俺もお邪魔していいですか?」
雅「もちろん。」
宍「じゃあ、お願いします」

そう言って、亮は携帯を取り出して、連絡をしたみたいだった。

絵「今日は賑やかになりそうだね」
『うん!楽しみだなー。帰ったら手伝わないと!」
絵「そうだね。」

-----
/ 52ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp