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【ブラコン×テニプリ】Treasure

第7章 07.休日


お姉ちゃんと岳人とジローちゃんと亮と5人でサイゼでがっつり食べる。

『おいしー!』
絵「たまにはサイゼいいよね」
芥「俺は毎日でもイケるー!」
向「俺も!」
宍「だな」

なんて楽しく話しながら食べる。
んー、うまい!

芥「凌香って、家ではどんな感じなのー?」
『どんな、って…』
絵「うーん?みんなに愛されてる感じだよね」
『それはお姉ちゃんもじゃない?』
絵「そうかな?」
向「お前んち、男兄弟ばっかなんだっけ?」
宍「たしか昨日来てたよな」

やっぱバレてるよね。
景吾も言ってたし。

『まぁねー。13男2女だよね。』
絵「そう考えると、ホント多いよね…」

もう苦笑いしか出来ない。

絵「でも、皆さん良い人ですよね。」
『変態ばっかだけどね』
宍「へっ、変態!?」
『だって、すぐ抱きつくしー』
絵「た、たしかに…」
向「それって大丈夫なのか?」
『私はもう慣れたけど、お姉ちゃんはまだ日が浅いからねー』
絵「私もちょっとは慣れたよ」

むしろ、慣れて良いことなのか?とも思うけど。

芥「あ、俺ドリンクバー行ってくる!」
『私もいくー!』

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そして、約2時間ぐらいサイゼで話していると、岳人の「ゲーセン行こうぜ!」という言葉で、みんなでゲーセンに来ていた。

…まさか、お姉ちゃんがゲーム好きだとは思わなかった。
そういえば、今朝お姉ちゃんの部屋に行ったとき、ゲームがたくさんあったような…?

絵「やったー!勝った!」
『えっ、あー!負けたー!』
「「「・・・」」」

もう一回!と、コインを入れる私たち。
岳人達はもはや見ているだけになっていた。

『よっし!行ったー!』
絵「あー!負けた…」

まさか…まさかこんな身近にここまでのゲーマーが居たとは!なんて感動していると、お姉ちゃんがこちらを向いた。

絵「まさか、凌香ちゃんがゲーマーだとは思わなかったよ!」
『いや、それ、私のセリフ!』
宍「お前ら何モンだよ…」

亮の呆れ切った言葉さえも褒め言葉に聞こえる。

芥「あ、そうだ!みんなでプリクラ撮ろーよ!」
『え、プリクラ?』
向「おっ、いいじゃん!撮ろうぜ!今日の記念に!」

ジローちゃんと岳人のその言葉で私たちはプリクラを取ることになった。

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