第6章 2日目のお昼時
ヒ「えっ…こ、こんなに要らないよ!」
キ「良いんだ。初めての任務だったし、それの祝いも兼ねてだよ」
まだうろたえるヒビヤくんの頭に、カノがポンと手を乗せた。
カ「貰えるものは貰っときなよ〜ヒビヤ君。後であの時貰っとけば良かったなぁ、なんて言っても、キドはくれないよ?」
ヒ「え…じゃあ……ありがとう」
カノに説得?されたヒビヤくんは、半ば無理矢理お金を受け取らされた。
まあ、あって損は無いと思うし良いんじゃないかな。
コ「……お腹空いた…」
帰ってきて第一声が「お腹空いた」!?
今まで黙っていたコノハさんが急に喋って、しかも予想の斜め上をいってたものだから、さすがの私も心の中で突っ込んでしまった。
キ「お、そうか。じゃあ昼ご飯にしよう」
モ「こんにちはー。遊びに来ましたー!」
シ「や…やっと着いた……」
エ「だらしないですねぇご主人!妹さんの方がパワフルじゃないですか!」
お昼の匂いを嗅ぎつけてきたのか、モモさんとシンタローさんもやってきた。
というか…キドはエスパーでも持ってるのかな…?
ほぼ全員集まることが初めから分かってたとか…?
いや、それはないか。
私は首を横に軽く振って、食卓に着いたのでした。