第3章 1.合宿しようよ!
差出人:緑間 真太郎
件名 :GWのことなのだが
本文 :久しぶりなのだよ。元気だったか?
いきなりなのだが、最近ロング
シュートの練習のしすぎで普通の
3Pの感覚が掴みにくいのだよ。
そこでに見てもらいたい。
少し一緒に練習したい。
無理にとは言わないのだよ。
いい返事を期待しているのだよ。
差出人:青峰 大輝
件名 :無題
本文 :よっ!元気か?
最近練習試合少なくてよー、やっぱ
実践練習が足りねーんだよなぁ。
だから久しぶりに1on1しようぜ!
差出人:紫原 敦
件名 :やっほー
本文 :やっほー、ちん!
なんかさー、今度室ちんが火神と練習
したいって言っててさー、どうせ
だったら俺もちんと一緒に
バスケしたくてさー。いい?
差出人:黄瀬 涼太
件名 :っちー!
本文 :っちー!元気ッスか!?
っちが夢に出て来たッスよ!
ま、赤司っちもいたんスけどね(笑)
その時に1on1してたんスよ、
俺とっち!\(^o^)/
だから現実でもやりたいッス!
空いてる日あったらやろう!
ホームボタンを押して待ち受け画面に戻る。そして静かに笑った。
これじゃあキセキの世代が集まるように神様が仕向けたみたいじゃない。
やっちゃんの声を聞きながら、あたしは再び皆が揃うのを楽しみにしていた。