第3章 1.合宿しようよ!
同時刻~洛山~
赤司side
貴司「赤司主将!おはようございます!」
「あぁ、貴司か。おはよう、早いね」
貴司「それはもちろん!今日から合宿ですから!それに赤司主将の方が早いですよ」
「そうだね。なんたって今日から6日間、に会えるからね」
貴司「…またさん、ですか」
「どうした?」
貴司「…俺、赤司主将には完璧なバスケ選手でいてほしいんです!さんが優秀な選手だということは知っています。だけどそれでも赤司主将には俺の憧れでいてほしいっていうか…」
「…僕はまどろっこしいのは嫌いだ。大体検討は着くが、お前の口から言ってみろ」
佐野貴司(さの たかし)。PGで1年生。僕によく懐いているのは知ってるが、これから言おうとしていることは、何人たりとも許さない。
貴司「…俺、赤司主将にさんはもったい…」
玲央「ストップ、タカ。それ以上言ったらアナタ、命の保証はなくなるわよ?」
貴司「玲央先輩…」
玲央「征ちゃんも。これからちゃんと会うのにそんな眉間に皺寄せてちゃダメでしょう?ほら、笑顔笑顔!」
「…あぁ、そうだな」
小太郎「おっはよー!あれ?何か空気悪っ!」
永吉「どした?腹でも減ってんのか?牛丼食いに行こうぜ!」
玲央「やーよ。アンタ一人で行って来なさい。それとタカ、ちゃんはあなたが思ってるより何倍も素敵な女性よ。これから会うんだもの、その目でちゃんと確認しなさい」
貴司「…はい」
玲央のおかげで貴司の言葉を聞かなくて済んだ。だが、僕に不信感を抱かせてしまったのは許せないな。今日のメニュー、貴司だけ追加で外周いかせるか。
さぁ、。いよいよ君に会える。
僕は腕につけたパワーストーンのブレスレット、そして胸にある指輪にそっと触れた。