• テキストサイズ

It's miracle!!!~番外編~

第3章 1.合宿しようよ!


同時刻~秀徳~

緑間side


高尾「真ちゃん、それ何?」

「これか?ラッキーアイテムのアニメフィギュアなのだよ」

翔也「ちょ、コレ限定モンじゃないッスか!終わったらください!俺の持ってる別のフィギュアと交換してください!」

高尾「ちょwww翔也フィギュア集めてんの?ブフッwww」

翔也「高尾先輩?フィギュアなめないでください!世界中を敵に回しますよ!」

高尾「~~~~~~(声にならない笑い)」

大坪「相変わらずうるさいな、お前ら」

高尾「大坪さん!宮地さん、木村さんも!本当に来てくれたんスね!」

宮地「緑間から必死に頼まれてな」

「必死じゃないのだよ!」


久しぶりに会った大坪さんたちは、大学でバスケをしているおかげか、以前より強くなっているように見える。だが俺達秀徳も同じ。

1年生に高梨翔也(たかなし しょうや)を加えたおかげで、PFの翔也とSGの俺とで中外の2枚看板となった。


木村「だが何で俺達もなんだ?」

「それは…」

高尾「真ちゃん、いくら合同合宿でも負けたくないのだよって言って、先輩達呼んだんスよ!ったく、どんだけプライド高いのだよ」

「真似をするなァァァ!」

翔也「やっべwww緑間先輩必死www」


翔也は日に日に高尾に似てきている…俺は一つ深い溜息をつくと、先に歩きバスへと乗り込んだ。


高尾「待てよ、真ちゃん!あ、大坪さんたちもどうぞどうぞ!」


一番後ろに乗っていたため、大坪さんたちが入ってくるのが見えた。そして思ってしまった。

やはりこのチームに人事を尽くしていないものなどいない。そういうチームは…良いモノだな。


これから始まる(地獄の)合宿を思うと、試合前の高ぶる感情と同じ感情が生まれる。
/ 55ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp