第3章 1.合宿しようよ!
凜子「ごっ…はぁはぁ…ごめん!遅れた!」
優希「ったく、毎回毎回凜子のルーズさには呆れるわ」
捺美「今回も寝坊?」
凜子「人を常習犯みたいに言わないでよ!私だって遅刻したくてしたわけじゃ…」
茉実「でも寝坊でしょ?」
凜子「うっ…うわーん!ー!」
友香「先輩に頼っても無駄ですよ」
藍「今回は友香の言う通りだね、凜子。、どうする?ペナルティ」
凜子「えっ!あるの!?」
凜子は子犬のような目であたしを捉える。まあ時間的には集合時間ギリギリだから、許してあげようかな。
『そうだね…もし合宿所に間に合わなかったら考えるよ』
凜子「よーし早くバス乗って!ほら、急いで!」
凜子の必死さに思わずクスリと笑うと、駅に向かって歩き出した。
そして電車を乗り継ぎ約2時間かけて合宿所へとたどり着いたのだった。