第3章 もう我慢できない… *裏
そして、片手で夏美の足や背中にかけてゆっくりとねちっこくさすり、夏美の口が微かに開いた所を逃がさず、舌を入れる。
夏美の可愛い舌を捕まえて、絡ませると夏美から艶っぽい声が漏れる。聴覚が刺激され、さらに興奮した。
「…ん、んふう。」
お互いの唾液が混じり合い、水音を立てながら彼女の唇を一気に吸い尽くす。
「…んん!」
(流石に苦しいか。名残惜しいけど、そろそろだな。)
俺は夏美の唇から放れると先程のようにお互いの唾液が糸を引いていく。
夏美が荒い息をしてる間に彼女の服を一枚一枚丁寧にゆっくりと脱がしていき、とうとう下着姿が露わになる。
始めて目の当たりにする姿に俺はつい魅入ってマジマジと見てしまう。
(やっべー、マジ綺麗な体してんな…。)
白い肌に綺麗に線の入った鎖骨、くびれたウエスト、何よりも意外と肉付きの良さそうな胸に目を奪われて興奮が徐々に加速していく。
「いや、そんなに見ないで…!」
彼女は赤面し両手で胸を覆い隠そうとしたけど、俺は彼女の片方の手首を掴んで手を下ろさせる。
勿論、その初心っぷりが堪らなく可愛い。
「…隠すなよ。てか、そんな事されたらもっと興奮すんだけど?」
俺は口角を上げながら言うと夏美は赤面したまま何も言わない。
(おいおい、そりゃ煽ってんのと同じだぜ。…マジ可愛いんだけど。)
俺はニヤついたまま、自分の上半身の服を荒々しく脱ぎ捨てると下着姿の夏美の手首を掴み、とうとうベットへ押し倒して組み敷いた。
「カズ君…。」
不安気に俺を呼ぶ夏美。俺は彼女の髪を撫でながら顔を近づけ甘く囁いた。
「夏美、超可愛い…。」
耳と頬から音を立ててキスを落とし、唇を重ね合わせる。