第16章 責任 ーキャプテンー
藍蘭
あぁ、もうそろそろ食堂は閉まるだろうか
もう少し見ていたいけど、そろそろ切り上げないと
みんなご飯は食べられない
藍蘭「ご飯の時間、あと30分だけど…」
ピクッと動きを止め、こちらを見る
木「忘れてた!!」
黒「急ぐぞ!リエーフっ!ネットとれ!
烏野組はモップ!」
鉄朗はてきぱき指示を出しながら片付ける
私も点数板とか、出来ることを手伝う
私はもうご飯は食べ終わってるから、
最後に点検してお風呂に行こう。
バタバタと体育館を走り抜けて行く音がする
コートを見ると誰もいない
みんな、間に合うといいけど…
点検して歩く
外は暗い、風はなさそうだ
暑苦しい夜になりそう
なんて考えながら鍵をかけていった