• テキストサイズ

300Kmと0㎝

第16章 責任 ーキャプテンー


藍蘭

藍蘭「大地、どうかした?」


澤「急いできてもらって悪いな。
洗ったゼッケンって、どこにある?」


藍蘭「潔子に聞けばよかったじゃない」

澤「そうだったな。でもまぁ、戻ってきて欲しかったしな」

ニコニコと優しく笑うのを見て、
あまり もう、とはいえない。

藍蘭「いまもってきてあげますよ。待ってて」

澤「おう!頼んだ!」


ちょっと走り出そうとすると、あぁ、それから。と呼び止められた。

澤「いつでも、俺は待ってるから」

藍蘭「え?」

何でもないよ、と笑って私の背中を押す。

呼び止めるなら大事なことじゃないの?


疑問を抱えつつも、時間に急かされてゼッケンを取りに向かった。










/ 153ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp